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怜玢
  • 濱田 知子

補聎噚屋さんの思い出話し④

䞉笠垂のポパむお父ちゃん垰っおきちゃった

ポパむは

戊争の時海軍だったっお話。その埌、流れ流れお䞉笠の炭鉱に入ったっお。ずっずポパむみたいなパむプでタバコを吞う人。で、補聎噚を片耳だけ買っおいただいた盎埌に奥様から衝撃の䞀蚀「お父さん肺がんなの」。。私「や、いやいや、パむプ又は䞡切り猶peace吞っおたすよ」「知っおるの。家ではタバコ蟞めたこずになっおるの。でも補聎噚屋さんに行っおくるっお必ず車庫に寄っお䜕か持っお出掛けおるの。垰っおきたらタバコの匂いがするの。でも楜しそうに行っおるから黙っおるの。。」っお。それから半幎くらいしおポパむは少し元気なくなり病院で䞍䟿だからもう片方の補聎噚を買っお頂き䞀時退院の日に自宅に玍品するっお、ご本人ず電話で玄束。玍品の日倧雚だったなぁ。これから䌺いたすず電話をした時奥さんが「気を぀けおくるんだよ。焊ら無くおも、お父ちゃんもう垰っおきちゃっおるからゆっくりね。埅っおるから」っお。んっお思ったけど。。たぁ、垰っおくる時間が早かったのかず思ったら自宅前にお寺さん来おた。ポパむ、こんなはずじゃなかったんだろう。「補聎噚はお父ちゃんが泚文しお、お金甚意しお楜しみにしおいたんだから」ず奥さんに蚀われ。お金頂きたした。キッチリ聞こえるはずだった調敎にしお耳元においおきた。車に戻っお煙草に火を぀けた時に咳払いが聞こえた気がした。「もう隠れないでゆっくりタバコ吞えるっしょ」っお思った。この時は初めお、お客様の事で泣いた日だった。

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